夢の森にて2003 〜生演奏&パフォーマンス付き上映会

【日時】
2003年1月18日(土)
Aプログラム:15時30分〜
Bプログラム:18時〜

【場所】アテネ・フランセ4階ホール

【主催】
アテネ・フランセ文化センター
喜劇映画研究会

「夢の森にて2002」の進行不備から、「調布映画祭2002」を最後に企画終了とウワサの流れていた『生演奏&パフォーマンス付き上映会』が11年目、11回目の「夢の森にて」として、鉄壁のスタッフ・キャスト編成によって戻ってきた!

結果は過去の同企画でも異例の前売り完売!補助席を特設しても超満員となった事は、アテネ・フランセ文化センター設立33年目にして初の快挙らしい。文化センターの母体=外国語学校のアテネ・フランセも当年が開校90周年。メデタイ年明けとなった!

今回はアテネ・フランセ文化センターの代表・松本正道氏によるプログラム案で、同所のコレクションとして世界的にも珍しいロシア映画「幸福」35mmロシア語完全版を上映検討するところから企画はスタート。会とバンド・リーダーの谷川氏との協議により、この奇妙なコメディを現代流に解釈できるアーティストという希望から人気バンド『たま』の知久寿焼氏にご登場頂いた。

また、「幸福」に合わせて旧ソビエト連邦時代のキテレツ作品特集という案も浮上、こちらも松本氏のご厚意から、ロシア映画社より「チェス狂」35mmプリントをご提供頂く機会に恵まれ、早くもスタッフとミュージシャンの間だけでこれまで以上の盛り上がりとなる。

本番は、三木黄太氏がセッション・リーダーを務める「チェス狂」でスタート。三木氏の所属するバンド“cotucotu”のバンド紹介テーマ・ソングをこの作品用に編曲し直した5省コラールが炸裂!歌でも大爆笑を誘うオープニング上映となった。原曲は“cotucotu”メンバー佐藤研二氏の作で、大槻ケンヂ氏のバンド“特撮”のアルバムにも使用されているが、今回の三木氏のアレンジでは特徴的なリフレインに合わせ、画面に登場する二音節の物(チェス、ネコ等)を即興で歌にする手法が取られた。

目玉のBプログラム「幸福」は谷川氏の作によるボルシャヴィキの労働歌を思わせるような曲でスタート。重苦しい雰囲気が会場を包み緊張する観客、知久氏の飄々とした語りと

グルーヴ感溢れる演奏で本編に切り替わるや、場内は当に夢の森!当イベント初見の、20代前半の女性客が8割を占めていたが、知久氏のプロレス中継で驚天動地の爆笑、弾き語りでは静かに聴き入るといった雰囲気に終演後のアンケートはメロメロな感想が多く書かれていた。また、アテネ・フランセの松本氏、ロシア文学者の井上徹氏からも大絶賛!あまりの好評ぶりにイヤガラセ!?までも受ける不思議なイベントとなった。

当会代表・新野の終演後のコメントは「ここは醒めぬ夢、深い森」であった。

出演者
 ・谷川賢作とSonorizzano
   〇谷川賢作(ピアノ/キーボード/ピアニカ)
   〇太田惠資(ヴァイオリン)
   〇高良久美子(ドラムス/マリンバ/ビブラフォン)
   〇知久寿焼(弁士/ウクレレ/口琴/ハーモニカetc.)
   〇三木黄太(チェロ)  *プロフィールは告知HPを転用、写真のみ差し替え
音響
岡部潔
Tsewang Gyaltsen
映写
矢澤恵美子
新堀智行
ビデオ送出/記録
・ 竹島栄治
スチル撮影
・ 日高仁
チラシ制作
・ 石野たき子(イラスト)
・ 大澤万佐夫(レタリング)
・ 大谷美香子(デザイン)
制作
新倉満江
・ 前田良雄
車輌
・ 名和久
弁士台本作成
・ 藤本ヨシカズ
プログラム/パンフレット解説/司会
・ 新野敏也
協力
・ アートファニチャーギャラリー
・ TAM office
・ ロシア映画社

上映作品
【Aプログラム】
フセウォロド・プドフキン監督『チェス狂』1925
偽ちびっ子ギャング主演『戦争ごっこ』1925  
バスター・キートン監督・主演『文化生活一週間』1920
【Bプログラム】
アレクサンドル・メドヴェトキン監督『幸福』1934

上映作品解説 リハーサル風景 夢森2003Web告知

活動史へ