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トップページ > 活動史(21世紀) > 喜劇映画研究会 2001年 ロスコー・アーバックル特集
喜劇映画研究会 2001年

ロスコー・アーバックル特集
Special Tribute to Roscoe "Fatty" Arbucle

fatty

【日時】2001年5月9日(土)~12日(火)
【場所】アテネ・フランセ文化センター
【主催】アテネ・フランセ文化センター
【協力】喜劇映画研究会


 ついにアテネ・フランセ史上初の「デブ専」特集かっ!?

「デブ君」「ファッティ」などと世間からデブ扱いを受け続けた、スーパーDEBUコメディアン・ロスコー・アーバックルの、食指をソソル特集上映が4日間に渡り断食、いや断行された。

 この特集、当会は上映フィルムの貸し出し、パンフレットの作成、および最終日の講演を担当。ただし企画立案者がデブショーのためか(?)、本件の内容と講演日程をいちばん最後に知らされたのが、当会代表・新野(講師)その人だったという話もアリ。とはいえ、いざブタ、否フタを開けてみれば、アーバックル作品大盛りてんこ盛りの希有の機会に観客の入りも上々!後の三大喜劇王たちをも助演に従える最盛期のドタバタ喜劇から、垂涎ものの長篇や貴重なトーキー作品まで、世界を席巻した'大物'コメディアンの波瀾万丈の映画人生を存分に堪能できる構成だった。

matsumoto

 そして最終日に行われたのは当会代表の新野の講演。アテネ・フランセ文化センター代表の松本正道氏の会場乱入&挨拶(写真)に始まり、アーバックルの波乱に満ちた生涯を解き明かすプロフィールがフルコースで1時間強もあるという、非常に具だくさんの内容だった。今回の特集が大好評のため、往年の喜劇映画人フィーチャー企画第2弾の話が水面下にて進行中と、講演終了直後に伝えられた。絶滅種のサイレント・コメディを今に語る新野のイタコぶりがウケたのか!?

上映作品

 Aプログラム(76分)
 Bプログラム(67分)
 Cプログラム(79分)
  • 『鉄のラバ』1924年/監督:グローバー・ジョーンズ/脚本:ロスコー・アーバックル/出演:アル・セント・ジョン
  • 『間抜けだが勇敢』1924年/監督・出演:アル・セント・ジョン/脚本:ロスコー・アーバックル
  • 『探偵学入門』1924年/監督:ロスコー・アーバックル、バスター・キートン/脚本:ロスコー・アーバックル、クライド・ブラックマン、ジョセフ・A・ミッチェル、ジーン・C・ハヴェッツ/出演:バスター・キートン キャサリン・マクガイア
 Dプログラム(101分)
  • 『デブ君の浜遊び』1917年/監督・出演:ロスコー・アーバックル/出演:バスター・キートン/※8ミリ版にて上映
  • 『結婚年』1921年/監督:ジェームズ・クルーズ/出演:ロスコー・アーバックル/※ビデオ版にて上映
  • 『デブ君の大騒動』1933年/※ビデオ版にて上映/監督:アレフ・グールディング/出演:ロスコー・アーバックル、アル・セント・ジョン