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トップページ > 活動史(21世紀) > 喜劇映画研究会 2005年 富山 家族の肖像 出演者紹介
喜劇映画研究会 2005年

ボーダーレス・コンサートシリーズVol.1
家族の肖像 ~詩と音楽と映像のコラボレーション~ 出演者紹介

谷川 俊太郎 Shuntaro Tanikawa(詩と朗読)

1931年東京生まれ。52年「文学界」に詩を発表して注目を集め、処女詩集「二十億光年の孤独」を刊行。みずみずしい感性が高い評価を得る。主な詩集には、読売文学賞を受賞した「日々の地図」をはじめ「ことばあそびうた」「定義」「みみをすます」「よしなしうた」「世間知ラズ」「モーツァルトを聴く人」などがある。また、絵本「けんはへっちゃら」「こっぷ」「わたし」や、日本翻訳文化賞を受賞した訳詩集「マザーグースのうた」、スヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」などの翻訳、脚本、写真、ビデオなどさまざまな分野で活躍している。最新作は詩集「シャガールと木の葉」。現代を代表する世界的な詩人のひとり。


谷川 賢作 Kensaku Tanikawa(音楽監督・台本・曲・ピアノ)

1960年東京生まれ。AN Schoolにてジャズ・ピアノを学び、ライヴハウスを中心に活動を開始。86年以来、市川崑監督作品の映画音楽を数多く担当しているほか、博覧会映像、テレビ番組等の音楽も手がける。95年、現代詩を歌うアコースティックバンド「DiVa」を結成し、父・谷川俊太郎とともに国内外で公演。99年には自己のレーベル「トゥルバトール・カフェ」を設立。実力がありながらリリースチャンスを持たないアーティストの作品を発表している。02年、「DiVa」の活動を休止。父・俊太郎とともに、朗読とピアノのCD「クレーの天使」を発表。昨年、CD「家族の肖像」をリリースして話題を呼んだ。また、俊太郎の詩と賢作の音楽によるCM「朝のリレー」がCM大賞受賞。著書には、10人のピアニストへのインタビュー「ピアノへ」がある。


蜂飼 耳 Mimi Hachikai(詩と朗読)

1974年神奈川県生まれ。詩集『いまにもうるおっていく陣地』(1999・紫陽社)で第5回中原中也賞を受賞。著書に、物語絵本『ひとり暮らしののぞみさん』(2003・径書房)、エッセイ集『孔雀の羽の目がみてる』(2004・白水社)、詩集『食うものは食われる夜』(2005・思潮社)他。


仙波 清彦 Kiyohiko Semba
(曲・小鼓・パーカッション&ドラムス)

邦楽囃子方仙波流家元・仙波宏祐の長男として生まれ、3歳より父に小鼓、太鼓を学ぶ。10歳より歌舞伎の舞台に数多く出演。東京芸術大学在学中に安宅賞受賞。78年"THE SQUARE"へ加入後、数々のセッションを経て、82年"はにわオールスターズ"を結成。2000年結成のリズム・ユニット"SEMBA SONIC SPEAR"等でライヴ活動を精力的に展開。本年9月には、『EXPO2005愛・地球博』「森の中のパレード」の音楽監督兼HANIWA EXPOのリーダーとして出演予定。舞台の音楽監督、プロデュースやレコーディングなど、洋・邦楽の分野を問わず多彩な活動を行っている。


吉岡 アカリ Akari Yoshioka(フルート)

東京芸術大学卒業。在学中に安宅賞を受賞。フランス・ニース音楽アカデミーにてディプロム取得。卒業と同時に東京フィルハーモニー交響楽団に入団。93年文化庁在外研修員としてドイツ・ベルリンに留学、ベルリン・フィル、ベルリン・ドイツオペラで研鑽を積む。ソリスト、室内楽奏者としても活躍中。現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者。武蔵野音楽大学、洗足学園音楽大学講師、ゼフィルスクインテット・東京メンバー。


庄司 知史 Satoshi Shoji(オーボエ・イングリッシュホルン)

国立音楽大学卒業。在学中の82年に新星日本交響楽団入団。以後03年まで東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者を務める。現代音楽の分野で海外作品を含め多数の初演をつとめ、ソロ、室内楽、スタジオ、様々な時代の古楽器奏者としても活躍している。97年、00-01年、文化庁派遣在外研修員としてニューヨーク留学。ジョン・フェリロに師事しニューヨーク近郊で演奏活動も行う。現在、日大芸術学部音楽科オーボエ及び室内楽講師。


草刈 麻紀 Maki Kusakari(クラリネット)

東京芸術大学卒業、同大学院に進む。在学中ウィーン国立音楽大学に留学。その後、スイス・ルツェルン市立歌劇場管弦楽団の契約楽員となる一方、ルツェルン・マルタース音楽学校の講師に就任。86年、ジュネーヴ国際音楽コンクールでディプロマ賞受賞。87年に帰国、オーケストラやソロ・室内楽の分野で活躍中。アンサンブル・コンソナンツのメンバー。最近は自ら室内楽シリーズを企画、世田谷パブリックシアターで「THEATRICAL MUSICNIGHT inさんちゃ」「詩的に音楽会inさんちゃ~谷川俊太郎・岸田今日子と共に」を開催。


大澤 昌生 Masao Osawa(ファゴット)

東京芸術大学卒業後、ウィーン国立音楽大学に留学。83年、スイス・ルツェルン交響楽団に入団。同時に、バッハアンサンブル・ルツェルン、並びにベルン・カプリツィオ管楽五重奏団のメンバーとして、音楽祭、放送録音等スイス各地で幅広く活動する。87年帰国し、現在東京フィルハーモニー交響楽団(旧新星日本交響楽団)首席奏者。紀尾井シンフォニエッタ東京、アンサンブル・コンソナンツのメンバー。


望月 正浩 Masahiro Mochizuki(太鼓)

三代目・望月太喜右衛門を父に持ち、幼少の頃より父に師事し、小鼓、太鼓を学ぶ。高校卒業後、本格的にプロとして演奏活動を始め、歌舞伎座、国立劇場などの舞台に出演する。また、アメリカ・ロサンジェルス、台湾他海外公演にも参加し、国内外での演奏活動を行っている。


山田 貴之 Takayuki Yamada(〆太鼓)

10代の頃よりドラムを始める。その後、自身がリーダのバンドを組み、アマチュアでの演奏活動を始める。98年、仙波清彦に師事する。翌年、仙波率いる「SEMBA SONICSPEAR」にてプロ・デビュー。2000年「SEMBA SONIC SPEAREURO-EGYPT TOUR」に参加。同年ベルリンにて開催の「Festival of Drum in Berlin」に仙波清彦とともに出演。01年1-3月には、日本・中国・韓国の4劇団のコラボレーションによる演劇「GOKU」や、新国立劇場公演の「透明人間の蒸気」(演出/野田秀樹)「箱根強羅ホテル」(演出/栗山民也)等に音楽演奏として参加。また、賈鵬芳(二胡)のツアーサポートに参加するなど、幅広い活動を展開中。


福原 徹彦 Tetsuhiko Fukuhara(笛)

73年、六代目福原百之助(現、寶山左衛門)師より笛の指導を受く。78年、師より福原徹彦の芸名を許される。81年、江戸囃子を若山胤雄師に師事。三味線を東音田島佳子師に師事。83年、東京芸術大學音楽学部邦楽科別科修了。85年、NHK文化センター青山教室、篠笛講師に就任。91年、東京芸術大學音楽学部講師に就任。98年、国立劇場に於いて「第一回福原徹彦リサイタル」を主催。現在歌舞伎、日本舞踊、邦楽演奏会を主に国立劇場主催、文化庁主催、放送、各イベントの公演に出演している。